社会制度

2021.09.15

太陽暦(24時間365日制)を導入する

1872年、日本は太陰太陽暦から現在の太陽暦へと移行しました。これを主導したのも大隈重信でした。欧米列強と対等にわたりあうことをめざした明治政府にとって諸外国と条約を結んだり、会合の約束をする時に暦が違うのは不便だったのです。また、もう1つの理由に役人に支払う給与の削減がありました。1873年は太陰暦上だと1年が13 ヶ月で、政府は 13 回、月給を支給しなければなりません。1年12 ヶ月の太陽暦を採用すれば、1873年の1ヶ月分の支出を削減することができたのです。

大隈重信100年アカデミア
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