産業

2021.09.14

富岡製糸場を設立し、日本の殖産興業をけん引

殖産興業を掲げた明治政府は、外貨獲得のため生糸の輸出を国策のひとつとし、製糸産業の育成をはかりました。こうした中、富岡(群馬県富岡市)に官営の器械製糸工場を建設するプロジェクトがスタートしたのです。リードしたのは「富岡製糸場設置主任」の渋沢栄一。そして、渋沢栄一が農民出身で養蚕の知識があること、国際的視野に立ってプロジェクトを実行できることを見越して、彼への指示や任命を行った大隈重信もまた富岡製糸場設立の功労者と言えます。

大隈重信100年アカデミア
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